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沖縄県南部圏域は、
沖縄県の政治、経済の中心地である県都・那覇市とその周辺市町で構成される
近郊都市地域、農村・漁村地域、離島地域という多様な地域構造を有しています。

広大な海域に囲まれた多様で豊かな地域特性を有し、平成26年3月に国立公園に指定された慶良間諸島をはじめ、久米島・渡名喜島県立自然公園、ラムサール条約に登録された漫湖干潟など独自の水系環境や糸満市から八重瀬町具志頭に広がる海食崖景観の景勝地、亜熱帯気候が生む多彩な植生・動植物の生態系など、地理的変化に富んだ様々な自然環境も保全されています。また、世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群(全9遺産)」のうち5遺産が圏域内に存在するほか古琉球から近世にかけての貴重な歴史・文化財も全圏域にわたって多数分布し、1万8千年前の港川人(古代人遺跡)など考古学・人類学上重要な先史時代の遺跡は世界的にも注目され、那覇・糸満・与那原の沖縄三大大綱ひきやハーリー(ハーレー)に代表される伝統行事や独自の進化を遂げてきた伝統芸能も盛んに展開されるなど地域社会の文化的エネルギーには旺盛なものがあります。

沖縄県南部圏域には、地理的変化に富んだ様々な自然景観をはじめ、バラエティーに富んだ感動スポットが点在しています。